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NARUTO−ナルト−

  岸本斉史(集英社)

★★★★☆

 あらすじ
 幼い頃、四代目火影によって体に九尾の狐を封印された主人公ナルトは、火影になることを目標に、サクラ,サスケと共に任務をこなしていくが・・・。

 感想
 波の国と中忍試験の時は最高に面白かった。この頃は白、再不斬、我愛羅などの多くの良いキャラが登場していたし、ナルトの成長が描かれていてとても良かった。
 しかし、大蛇丸が出てきてサスケ奪還はあまり・・・。ナルト達がサスケ本人の意志を無視して連れ戻そうとしたのは、いただけない。しかもあの戦いで誰も死なないという奇跡!誰か一人ぐらい死んだほうが良かったと思います。まあ、たいして気にしませんが。
 疾風伝に入ってはチャクラの性質について以外は良くなりました。今さらチャクラの性質ってメチャクチャ後付じゃないですか、そんな事アカデミーの時にやっとけよって話ですよ。チャクラはもうおいとくとして、暁はカッコイイですねぇいいです。デイタラが実際は弱い気がいますが。
 まあ、悪い点も多かったですが、それをカバーするだけの内容はあります。忍者って響きもカッコイイですしね。
 小、中学生に特に受けると思いますよ。読む価値はあります。
 
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